8月の神戸市部マンション発売戸数64.3%減 契約率70.0%

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【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した8月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比64.3%減の20戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は70.0%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を4カ月ぶりに回復した。

 神戸市部の平均価格は6090万円、1平方メートル当たりの分譲単価は85.4万円だった。平均価格は前年同月に比べ35.2%上昇し、近畿圏では最も高かった。分譲単価は40.5%上昇した。

 近畿圏全体のマンション発売戸数は前年同月比17.1%減の878戸と、2カ月連続で前年同月を下回った。近畿圏の即日完売物件はジオタワー新町(大阪市西区)2期18・19次の2戸など6物件140戸だった。郊外大規模ファミリー型の売れ行きが好調だったという。

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