8月の神戸市消費者物価、前年比3.4%上昇 家具家事用品は9.8%上昇

20230922消費者物価指数

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した8月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.4%上昇の104.7になった。光熱費以外の値上がりが続いた。ふとんなどの「寝具類」が12.5%上昇した。家電などの「家事用消耗品」やカーテンなど「室内装備品」といった科目が軒並み10%を超える上昇率だった。半面、政府の電気代抑制策を受けて「電気代」は27.1%下落と大幅に下落。「ガス代」も15.1%下落した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、寝具類や家事用消耗品、室内装備品などを含む「家具・家事用品」が9.8%上昇と引き続き物価上昇をけん引した。このほか「生鮮食品を除く食料」「被服および履物」「教養娯楽」「住居」「保健医療」「交通・通信」「諸雑費」「教育」が上昇した。値下がりしたのは「光熱・水道」だけだった。

 欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比4.8%上昇。先月(4.7%上昇)よりも小幅ながら上昇が加速した。

 全国統計では、総務省が同日発表した8月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が105.7と前年同月に比べ3.1%上昇した。前月比(季節調整値)では0.3%上昇した。]

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