和田興産が大幅反発、年初来高値 今期一転の増益予想を好感

20191231神戸株ワッペン

終値 924円 +52円(+5.96%)

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では、和田興産(8931)が大幅に反発した。取引開始直後には一時前日比70円高の942円まで上昇し、年初来高値を更新した。終値でも東証スタンダード市場の値上がり率ランキングで10位に顔を出した。前週末16日の大引け後に、2023年2月期の業績予想を上方修正。単独税引き利益が前期比3%増の24億円になる見通しで、従来予想である14%減の20億円から、一転の増益見通しになったのを好感した買いを集めた。

 従来の年初来高値である8月29日の929円を上回ったことで、新型コロナウイルスの感染拡大で相場全体が急速に下落する2020年2月以来の高値になった。もはや上値に大きなしこりはなさそうだ。足元でマンション販売は好調で、販売期間を短縮するほどという。景気に対する不透明感が漂う中でも、住宅に需要が続くことを期待させる材料があれば、一段の上値への期待も浮上しそうだ。

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