11月の神戸市部マンション発売戸数24.0％減　契約率34.2％

2022/12/19
17:36

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所（東京都新宿区）が19日に発表した11月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比24.0％減の73戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は34.2％になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70％を4カ月ぶりに下回った。

　神戸市部の平均価格は5432万円、１平方メートル当たりの分譲単価は76.1万円だった。平均価格は前年同期に比べ10.5％上昇し、分譲単価は16.2％下落した。

　近畿圏全体のマンション発売戸数は前年同月比14.4％減の1796戸と、４カ月ぶりに前年同月を下回った。兵庫県下と和歌山県以外は供給が減った。近畿圏の即日完売物件は、ジオ岡本レジデンス１期４次の１戸など３物件３件。いずれも１物件１戸のみの発売だった。

・９月の神戸市部マンション発売戸数10.3％減　契約率88.6％ (2022/10/21)

・８月の神戸市部マンション発売戸数56戸　契約率75.0％・前年同月282戸 (2022/09/21)

・７月の神戸市部マンション発売戸数59戸　契約率55.9％・前年同月247戸 (2022/08/22)

・６月の神戸市部マンション発売戸数29戸　前年同月276戸・契約率55.2％ (2022/07/20)

・５月の神戸市部マンション発売戸数253戸　前年同月15戸・契約率63.2％ (2022/06/20)

・４月の神戸市部マンション発売戸数181戸　前年比39.5％減・契約率15.5％ (2022/05/23)

・３月の神戸市部マンション発売戸数159戸　前年比52.7％減・契約率83.0％ (2022/04/18)

・２月の神戸市部マンション発売戸数67戸　前年比67.5％減・契約率38.8％ (2022/03/18)

・１月の神戸市部マンション発売戸数16戸　前年比5.9％減・契約率75.7％ (2022/02/17)

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