カルナバイオ、今期最終赤字15億円に上方修正 米中でタンパク質の販売好調

20221214カルナバイオ

【神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は14日、2022年12月期の連結最終損益が15億円の赤字(前期は5億3400万円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である17億円から上方修正し、赤字幅が縮小する。タンパク質を販売する創薬支援事業が好調で、販売数量が想定を上回った。円安・ドル高も追い風になっているという。

 売上高は32%減の13億円、営業損益は14億円の赤字(前期は5億3100万円の赤字)を見込む。従来予想は11億円、16億円の赤字だった。米国では、このところ増加していたバイオベンチャーからの需要が一段と強まっている。さらに中国でも継続的に需要が伸びており、想定以上の売上高になった。欧州と日本はほぼ想定通りに推移。創薬事業の予想は据え置いた。

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