石光商事が急伸 前週末に4〜6月期決算、通期上振れ期待

20191231神戸株ワッペン

終値 579円 +70円(+13.75%)

【神戸経済ニュース】15日の東京株式市場では食品商社の石光商事(2750)が急伸。前場には一時前日比99円高の608円まで上昇した。昨年11月12日以来9カ月ぶりの高値を付けた。前週末12日大引け後に2022年4〜6月期決算を発表。純利益が前年同期の2.1倍になる4億4600万円だった。通期予想である前期比2%減の5億1900万円を据え置いたが、期初の3カ月で年間予想の86%を稼ぎ出した計算とあって、収益上振れ期待が高まった。

 4〜6月期の好業績は、コーヒー豆の国際相場が上昇したのに加え、円安が進行したため。コーヒー豆の国際価格は6月末には1ポンドあたり231.10セントと、前年同期に比べ45%高い水準になった。輸入価格の上昇を受けて、卸売価格の引き上げにつながった。石光商事は卸売りなど企業間の取引が多いことから、消費者向けの価格に比べて原材料価格の上昇に伴う値上げに理解が得られやすいのを改めて確認した形になったようだ。

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