エム・シーシー食品の新工場が操業開始 レトルト・冷凍ソース生産能力3割増に

20220314MCC新工場

【神戸経済ニュース】神戸市は14日、ポートアイランド第2期への進出が決まっていたエム・シーシー食品(神戸市東灘区)の新工場「ポートアイランド工場」が同地で操業を開始したと発表した。同社は2018年9月にポートアイランドに土地を取得し、21年11月30日に新工場を完成させた。新規の製造設備に加え、同社の既存工場である甲南工場(神戸市東灘区)から製造設備の一部を移設し、フルラインでの生産が14日から可能になった。新工場の完成で、同社としてはレトルト・冷凍ソースの生産能力が従来に比べ3割増えた。

 エム・シーシー食品は「MCC」ブランドで調理済みのレトルト食品や冷凍食品を製造販売する。家庭用では主力のカレーに加え、スープ、パスタソースなどにも力を入れる。業務用では冷凍のハンバーグやピザなども供給。これまで甲南工場のほか神戸工場(神戸市長田区)、住吉工場(神戸市東灘区)の3工場体制で製品を製造してきたが、事業拡大などを見据えて約50年ぶりに工場を新設して4工場体制になった。総投資額は非公表としているが、数十億円規模とみられる。

 新工場の延べ床面積は6214.26平方メートル。既存工場と同様に「調理」にこだわって高品質の味を実現する。加えて現工場で課題だった省人化や効率化にも取り組んだ。地震・津波対策も実施して、災害発生時には同社の事業継続計画(BCP)上の拠点としても役割をはたす。今後は同工場で、世界の流通・食品大手が組織する国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が定めた食品の安全管理の国際規格である「FSSC22000」の取得をめざす。

 エム・シーシー食品は1954年創業。21年8月期の売上高は126億円だった。従業員数は294人。


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