トーホーが5日ぶり反発 連日安値で値ごろ感、下値で買いの見方も

20191231神戸株ワッペン

終値 1285円 +94円(+7.89%)

【神戸経済ニュース】29日の東京株式市場では業務用食品卸しが主力のトーホーが5営業日ぶりに反発。一時は前日比98円高の1289円まで上昇した。終値でも東証一部値上がり率ランキングで15位になった。特に目新しい買い材料は出ていないようだが、値ごろ感から見直し買いが増加したもよう。このところ同社株は連日で年初来安値を更新し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて相場全体が急落した昨年3月以来の安値に沈んでいた。

 足元で売買高が増加傾向だったとの指摘もあった。29日の売買高も4万2200株と3月9日以来8カ月半ぶりの高水準。日証金の貸株残高も増えており、一方的に売られるだけでなく下値で買いを入れる動きが増えているとの見方も、同社株の支えになったとの見方も出ていた。

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