神商の就職フェアに80社が参加 昨年比増、10月31日開催

 神戸商工会議所は26日、10月31日に開催を予定する「2017年就職応援フェア in ひょうご」に80社・団体が参加すると発表した。昨年の72社・団体に比べて増加。有効求人倍率の上昇などで学生の大手志向が強まる中、人材獲得の機会を求める中堅・中小企業が増えたとみられる。

 大学、高専、専修学校など来春卒業する予定の学生が対象だが、参加する多くの企業は既卒者の応募も可能とした。神戸物産や山陽電気鉄道など株式上場企業のほか、神戸風月堂(神戸市中央区)やホテルニューアワジ(洲本市)グループといった老舗企業や知名度の高い企業の参加も目立つ。

  神商と兵庫県や神戸市などが共同で主催。2009年3月から開催しており、今回で9回目。昨年は学生など255人が来場し、企業の人事担当者と面談した。参加費や事前の申し込みは不要で、学生らは気軽に訪れることができるよう配慮した。

 会場は神戸商工会議所会館(中央区・ポートアイランド)で、学生と企業の面談は午後1時〜4時半。正午からは学生向けに就職情報会社マイナビ(東京都千代田区)の担当者による「面接突破の極意」をテーマとした講演会も開催する。
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