神戸医療産業都市、15年度の経済効果1532億円 税収効果は53億円

 神戸市は21日、神戸医療産業都市の2015年度の経済波及効果を推計したところ、1532億円になったと発表した。10年の1041億円から5年間で経済効果が47%拡大した計算だ。神戸医療産業都市への進出企業数が15年7月に300社を超え、同地域での設備投資や就労人口が増えたことなどが寄与したようだ。税収効果も5年前に比べて約5割伸びた。  推計の対象は、(1)ポートアイランド内の医療関連企業(2)理化学研究所や先端医療振興財団...

コープこうべ、「コープでんき」の電力料金を値下げ 関西電からの割安さ維持か

 生活協同組合で売上高国内2位のコープこうべは21日、同組合が手がける電力事業「コープでんき」の電力料金を値下げすると発表した。新料金では月間平均で300キロワット時を使用した場合だと、関西電の「従量電灯A」に比べて年間で約5%(4400円程度)割安になるという。原子力発電所の再稼働を見越して関西電が8月1日から値下げするため、コープこうべも追随して値下げし、対関西電での割安さを維持するねらいがあるとみら...

神明、雪国まいたけの株式49%取得 米ファンドから

 コメ卸国内最大手の神明は21日、きのこ製造の雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)の株式49%を取得することで、雪国まいたけの全株式を保有する米投資ファンドのベインキャピタルと合意したと発表した。取得額は明らかにしていない。米ベインは引き続き雪国まいたけ株の51%を保有し続け、神明との協力で企業価値を高めたうえで3〜4年後の再上場を目指す。 神明は将来の人口減少をにらんでコメ以外の食材の取り扱いを増やすねらい...

アジュバン、4〜6月期の純利益16%減 スキンケア好調も税金費用が増加

 アジュバンコスメジャパンが21日に発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%減の1億2300万円だった。スキンケア製品などが好調で増収だったが、子会社化した美容サロン向けシステム開発のエクシードシステムの段階取得に関する差益を前年同期に計上した反動や、税金費用の増加などが響いた。 売上高は23%増の13億円、営業利益は21%増の1億9800万円。業務用製品を安価でネット通販にまわず非正規流通業...

神戸市、保健指導に国内初の「SIB」で資金調達 糖尿病性腎症の悪化予防

 神戸市は20日、患者100人を対象に保健指導によって糖尿病による腎臓病の悪化を予防する事業について国内初のソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)で資金調達すると発表した。保健指導を担当する民間企業が必要とする費用を、金融機関や投資家が最初に負担。保健指導の成果に応じて神戸市が事後的に支出することで、金融機関や投資家の収益が変動する枠組みだ。神戸市にとっては支出の効率化や平準化につながる。(図はSI...

広告

広告

広告

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

広告

広告