明石海峡大橋を渡る10キロ走の大会、来秋開催 淡路〜舞子で5000人募集へ

20210629ブリッジラン

 兵庫県は28日、淡路島から明石海峡大橋を渡って舞子までの約10キロメートルを走る大会「明石海峡部大橋ブリッジラン(仮称)」を2022年秋に開催すると発表した。県立淡路島公園(淡路市)の「大きな芝生広場」をスタートし、高速舞子バスストップ(神戸市垂水区)付近をゴールにする。午前9時をスタートにして、前後4時間程度は明石海峡大橋を上下線とも通行止めにする。22年春ごろに参加者5000人を募集する計画だ。(図は兵庫県提供、写真は舞子公園から見た明石海峡大橋=資料)

 井戸敏三知事が定例記者会見で発表した。明石海峡大橋の路面を走って渡る行事は、1998年4月の開通以来初めてだ。2022年には1年延期になった生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」が関西一円で、「第41回豊かな海づくり大会」が明石市でそれぞれ開かれる。これを機に「明石海峡大橋をスポーツに活用できないか」(井戸知事)と検討した結果、関係機関が合意した。

 開催は22年の10月下旬〜11月上旬を見込むが、自治体や地元財界、陸上競技の関係団体などで実行委員会を作って検討する。参加料なども、これから決める予定だ。世界一のつり橋である明石海峡大橋を走って渡るイベントは、新たな地域の魅力になる可能性もある。ただ、明石海峡大橋は物流や旅客輸送の大動脈でもあり、定例的に開催する大会になるかは現時点で未知数だ。

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