FDAの冬ダイヤ、神戸〜青森・花巻の運航日限定 季節要因で

20210816FDA機

【神戸経済ニュース】地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)が取りまとめた2023年度の冬ダイヤ(10月29日〜2024年3月30日)のうち神戸空港関連では、神戸〜青森、神戸〜花巻の運航日を限定する。現在の夏ダイヤでは、それぞれ1日1往復2便を毎日運行しているが、冬ダイヤの期間中に両路線の運航日は10月29日〜11月30日、12月23日〜24年1月8日、24年2月16日〜24年3月30日のみとした。冬季は観光を中心として需要が減少する季節要因に対応する。

 神戸市が発表している神戸空港の路線別データによると、神戸〜青森便の利用率(提供座席数に対する有料搭乗客の割合)は2022年8月に63.8%、同9月に67.7%と上昇したのに対し、23年1月は40.8%まで低下と冷え込んだ。神戸〜花巻便の利用率も同様に、22年8月の67.4%が23年1月は49.2%まで低下した。このため冬季は、特に需要が見込める日などに限って運航することを決めた。

 FDAによると24年4月1日からの次の夏ダイヤでは、両路線について再び毎日運航する方向で検討する見通しという。松本〜神戸の1日に2往復(4便)、神戸〜高知の同1往復2便は、冬ダイヤでも変わらず毎日運航する計画だ。神戸〜新潟便は20日の便を最後に撤退した。

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