神戸市、ラグビー「スティーラーズ」の課題解決でスタートアップ募集 UIKモデル

【神戸経済ニュース】神戸市は、ラグビーNTTリーグワン「コベルコ神戸スティーラーズ」が抱える課題を解決するスタートアップの募集を始めた。神戸市とスティーラーズの事業連携協定に基づき、チームの課題解決に向けた実証実験の場をスタートアップに提供。住民のスポーツ振興に加え、新たな産業の育成や神戸市内への集積につなげる。行政課題の解決にスタートアップを募集する「Urban Innovation Kobe(アーバンイノベーション神戸、UIK)」で蓄積したノウハウを活用した。

 スティーラーズが提示した課題は①ラグビー経験がなくても楽しく観戦できるための新技術を活用したサービス②試合会場でなくても臨場感のある試合や練習動画の撮影・配信--の2点だ。応募期間は9月15日までで、専用ホームページから。実証実験の支援金はUIKと同じ上限50万円。1課題につき最大2チームまで採用する予定だが、課題解決に寄与する応募がなかった場合は採用がゼロになるとしている。

 書類と面談で選考し、9月下旬には採用チームを決める。すでにUIKは採用するスタートアップが決まったが、12月ごろに始まるリーグワンのシーズンに合わせて実証実験しやすいよう、やや遅らせた応募になったとみられる。もっとも神戸市は、この時期に応募を開始した理由について「発表資料に記載していないことは回答しない」(経済観光局新産業創造課)として明らかにしなかった。

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