NEC、神戸三宮など阪神6駅に「多言語音声翻訳サービス」提供 英中韓に対応

20181211NEC阪神翻訳機

 NECは11日、阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道に「多言語音声翻訳サービス」の提供を開始したと発表した。神戸三宮駅など訪日外国人観光客の利用が比較的多い6駅の駅係員が小型の端末を持ち、外国人とのコミュニケーションに同翻訳サービスを活用する。阪神を利用する外国人乗客の満足度向上をめざす。(写真は小型の端末を使用する様子=NECの発表資料より)

 翻訳サービスには、情報通信研究機構(NICT)が開発した観光客向けの高精度翻訳エンジンを活用。日本語、英語、中国語、韓国語に対応する。端末1台で相互の翻訳が可能のうえ、翻訳の結果などがテキストでも確認できるため、安心して会話を進められるという。さらに利用データを蓄積できるため、どういった問い合わせが多いか集計できる。

 神戸市内では神戸三宮のほか、魚崎駅、高速神戸駅に導入。このほか梅田駅、桜川駅、九条駅にも導入する。NECは同サービスについて、2月25日までの約1カ月間に小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)で実証実験を実施。交通関連では11月下旬に旭川空港(北海道上川郡東神楽町)で導入した。

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