コロナ担当の山際経財相、行動制限緩和「方針をいますぐ変える状況にない」

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【神戸経済ニュース】政府で新型コロナウイルス対策を担当する山際大志郎経済財政・再生相(写真)は1日、神戸市内で記者団の取材に応じて政府が進めてきた行動制限の緩和について記者の質問に答え、「いままで国がやってきた方針を、いますぐ変える状況にない」と述べた。新たな変異株「オミクロン型」が11月30日に国内で初めて確認されたが、現時点では行動制限を緩和する方向性を変更しない方針を示した。そのうえで山際経財相は、「しかし何が起きるか分からないので、何かが起きた時にはすぐに対応できるように準備は続けたい」と述べた。

 オミクロン型を巡っては「最悪の事態を想定して、先手先手を打っていくということで今回、水際対策を強化した」と、外国人の新規入国を原則禁止したことを説明した。「いついかなる状況にも対応しうるように、中止し続けるのが政府の立場」と強調した。

 山際氏は神戸市内では、理化学研究所の計算科学研究センターでスーパーコンピューター「富岳」を視察。続けて医療や創薬のベンチャー企業などが入居する実験室を備えたビル「クリエイティブラボ神戸」を訪れて、同ビルに入居するスタートアップ企業や理化学研究所の研究者、神戸市の久元喜造市長らと意見交換した。

 神戸医療産業都市でスタートアップ企業と意見交換した印象として、新技術が実験室内にとどまるのでなく「社会実装までのプロセスを実現してくださっており、みんなが集まることの効果の重要性を非常に印象深く思った」と語った。飛沫のシミュレーションをはじめとする富岳を使った新型コロナ関連の研究については、「予算は47億円を用意しているが、しっかり使い切ってもらって、さらに次の課題が出てくると思われるので、そこを政府としてはしっかり後押ししたい」と話した。

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