フジッコの前期、純利益3%減 ヨーグルト引き続き好調

20170515フジッコ決算グラフ

 フジッコが15日発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が3%減の37億円だった。前の期に有価証券売却益を計上した反動で減益になった。惣菜やヨーグルトなどが好調で増収だった。期末配当は18円とし、年間では1円増配の35円とした。

 売上高は4%増の608億円、営業利益は8%増の53億円になった。製品別分野の売上高は、惣菜が4%増の189億円、豆製品が1%増の137億円、ヨーグルトが27%増の62億円、デザートが6%増の31億円だった。一方、昆布は微減の176億円だった。

 18年3月期の連結業績予想は純利益が前期比6%増の40億円になる見通し。減価償却費が膨らむが、惣菜などの増収によって補う。売上高は5%増の636億円、営業利益は2%増の54億円を見込む。年間配当は前期比1円増配の36円(うち中間18円)を見込む。

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