神鋼環境の4〜6月期、最終赤字1億6000億円 事業統合で受注残が大幅増

20190801神鋼環境決算

 神鋼環境ソリューションが1日発表した2019年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億6000万円の赤字(前年同期は1億3900万円の赤字)だった。売上高は前年同期並みだったが、収益計上した案件の構成が変わったことで水処理関連事業の赤字幅が7億9400万円に拡大した。税金費用の増加も影響した。

 売上高は前年同期比1%減の156億円、営業損益は1億7800万円の赤字(前年同期は1億9300万円の赤字)だった。6月末時点の受注残高は9億8900万円と、前年同時点に比べ33%増加した。IHI子会社が手がけていたゴミ焼却場など廃棄物処理施設の関連事業を19年1月1日付で統合したことで、受注残高が膨らんだ、

 20年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比2%増の25億円を見込む。同社は自治体向けの売上高計上などで、1〜3月期に収益が集中する傾向がある。今後の挽回を見込み、業績予想は修正していない。

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