アシックス、今期最終黒字75億円に上方修正 上期に為替差益など計上で

20190802アシックス決算

 アシックスは2日、2019年12月期の連結最終損益が75億円の黒字(前期は203億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である50億円の黒字から上方修正し、黒字幅が拡大する。前年の1〜6月期は23億円の為替差損を計上したが、19年1〜6月期は11億円の為替差益を計上したのを通期予想に織り込む。子会社の収益が改善したことで、税金費用の計上も減少する見込みになった。売上高は1%増の3900億円、営業利益は14%増の120億円になる見通しは据え置いた。

 期末配当金に創立70周年に伴う記念配当6円を積み増すことも発表。普通配当は従来予定通り12円を実施し、合計18円とする計画だ。すでに権利が確定した中間配12円と合わせると、年間配当金は前期比6円増配の30円になる。あわせて900万株、100億円を上限とする自社株買いを実施することも発表した。アシックスの自己保有分を除く発行済み株式数は1億8888万9574株。

 同時に発表した2019年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比61%増の55億円だった。前期の構造改革効果などで販管費が減少し、営業増益を確保。為替差益の計上も寄与した。売上高は3%減の1872億円、営業利益は1%増の85億円になった。

 売上高は円高・ユーロ安を受けて欧州での売上高が目減りしたことを主因に減少したが、「為替影響を除けば4年ぶりに増収増益」(林晃司執行役員)。「オニツカタイガー」ブランドのシューズや高機能ランニングシューズが好調だった。

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