ヒラキの4〜12月期、純利益16%減 通販・ディスカウントで季節商品が苦戦

20190205ヒラキ決算グラフ

 ヒラキが5日発表した2018年4〜12月期の連結決算は、純利益が前期比16%減の5億2300万円だった。暖冬の影響などを受けて、2本柱の通信販売とディスカウントがともに、季節商品の販売で苦戦。減収が響いた。広告宣伝費や販促費を削減し、販管費は前年同期に比べ減少したが、補えなかった。

 売上高は5%減の130億円、営業利益は15%減の7億8200万円になった。このうち通信販売事業の売上高は6%減の67億円。季節商品の伸び悩みで新規顧客の獲得に苦戦した。配送費用の上昇も重荷になった。ディスカウントの売上高は3%減の58億円。靴を主体として季節商品が伸びなかった。

 2019年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は18%減の6億円を見込む。期末配当は10円の予定とし、年間では前期据え置きの20円配とする配当計画も維持した。

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