日新が神戸テク・ロジに危険品対応の倉庫 30億円で土地取得

【神戸経済ニュース】総合物流の日新(9066)は、神戸市西区の産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」に物流倉庫を建設する土地を、神戸市から取得した。広さ約3万1271平方メートルの土地を神戸市から28日に購入。価格は30億0200万円だった。半導体原料の保管に対応した、温度管理ができる危険品倉庫を建設する。

 同社は、すでに横浜港で高圧ガスや毒劇物などを扱える倉庫施設「神奈川埠頭倉庫営業所」(横浜市神奈川区)を23年9月に営業を開始させた。同営業所と子会社の鶴見倉庫を合わせると1万4000キロリットル(ドラム缶約7万本)と京浜地区で最大の危険品を貯蔵できる。神戸近郊でも危険品や高圧ガス倉庫の不足をめざす。

 日新の倉庫施設はこれまで神戸港内に建設してきたが、内陸部の産業団地には初進出。「相応の広さを確保しようとすると、空いていた土地が内陸部だった」(経営企画部)という。着工や完成の時期、倉庫の収容力など詳細は決まっていないとしている。神戸市は28日までに土地の代金を受け取った。


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