シャルレが大幅高、4日ぶり昨年来高値 利益確定売り消化・業績上振れ期待で

20240122神戸株アイコンA

終値 566円 +48円(+9.27%)

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では、レディースインナー(婦人下着)の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が続伸。一時は前日比52円高の570円と大幅に上昇し、4営業日ぶりに昨年来高値を更新した。東証スタンダードの値上がり率ランキングで27位になった。2024年3月期の業績上振れ期待で13日に急伸し、利益確定の売りを消化して再び上昇する展開になった。

 13日の取引時間中に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、最終損益が6億6200万円の黒字(前年同期は4億4400万円の赤字)だったが、24年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は3億1000万円の黒字(前期は7億4000万円の赤字)の見通しとした。1〜3月期は利益が出にくい四半期のため業績予想は据え置いたというが、さすがに同期間中の黒字は確保するとの見方が優勢になった。

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