AREHD、経産省「サーキュラーパートナーズ」に参加 循環経済の協議体

【神戸経済ニュース】貴金属リサイクルのAREホールディングス(5857)は、経済産業省が設置した循環型経済(サーキュラーエコノミー)に関する産官学の協議体「サーキュラーパートナーズ」に参加した。22日に開催した第1回総会には、東浦知哉社長が協議体の運営などに携わる「ガバニングボード」の委員として出席した。循環型経済の実現に向けた「ロードマップ」(経路)や情報流通基盤、地域内での循環網の構築などに携わる方針だ。

 AREHDは傘下に、地上にある金やパラジウムなどを回収してリサイクすることで環境負荷の低減に寄与する「貴金属事業」や、廃棄物処理・コンサルなどを手掛ける「環境保全事業」を展開。循環型経済と関係の深いノウハウを持つ。サーキュラーパートナーズに参加した企業や団体などと協力し、循環型経済に関わるネットワーク形成などをめざす。

 経産省は、個別企業の取り組みだけで循環型経済に経済合理性を確保するのは難しいと判断。循環型経済に先駆的に取り組む自治体や企業、業界団体、大学など研究機関や関係団体などで連携するために、協議体を9月に発足させた。

 参加者を募集したところ、20日現在でAREHDを含む307社・団体が参加したという。企業ではトヨタ自動車(7203)やパナソニックホールディングス(6752)が参加。自治体では東京都、大学では早稲田大学(東京都新宿区)なども参加している。

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