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神戸製鋼、今期最終黒字450億円 不正織り込むも上方修正

20180201神戸製鋼決算グラフ

 神戸製鋼所は1日、2018年3月期の連結最終損益が450億円の黒字(前期は230億円の赤字)になりそうだと発表した。15年3月期以来3期ぶりに黒字を確保する。同社は昨年10月30日の17年4〜9月期決算発表時に、検査データ改ざん問題の影響が織り込みづらいとして、今期予想を取り下げていた。その後、不正のあった製品の安全確認などが進み、一定の想定が可能になったと判断。中国で油圧ショベルが好調であることなどから、取り下げる前の予想(350億円)を上回る見通しを示した。

 売上高は前期比11%増の1兆8900億円、営業利益は同7.7倍の750億円になる見通し。売上高は従来予想の1兆8880億円から上方修正。営業利益は従来予想を据え置いた。鋼材とアルミ圧延品は自動車向けが好調、銅圧延品は自動車用端子や半導体向けの需要が好調に推移している。前期に高炉改修の一時費用と、中国で建機事業の貸倒引当金を計上した反動もあり、営業黒字を確保する。

 一方で、期末配当金は引き続き「未定」とした。検査データ改ざん問題を巡っては顧客向けの補償費用などが読みづらく、今期や来期以降の資金需要が見通しにくいためという。2期ぶりの復配に含みを持たせた形になった。

 同時に発表した17年4〜12月期の連結決算は、最終損益が558億円の黒字(前年同期は364億円の赤字)だった。投資有価証券の売却益91億円を特別利益に計上した。売上高は13%増の1兆3793億円、営業損益は718億円の黒字(前年同期は42億円の赤字)になった。

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