元町駅東口の広場に「六甲の稜線」が登場 来年3月にリニューアル・神戸市

 神戸市は9日、JR元町駅東口の南側広場についてリニューアルのデザインが決まったと発表した。六甲の稜線をイメージした起伏があり、曲線状のベンチを配置して、待ち合わせなどをしやすくする(完成予定図=神戸市の発表資料より)。旧居留地や南京町といった観光地の玄関口で、メリケンパークなど臨海部への導線にもなる場所を使いやすくするのが狙い。早期に着工し、18年3月末の完成を予定する。 久元喜造市長は9日の定例...

神戸市の前年度、一般会計9億2300万円の黒字 6年連続で財源対策せず

 神戸市が9日に発表した2016年度決算は、一般会計が9億2300万円の黒字(15年度は12億5600万円の黒字)だった。社会保障関係費用は増加したが、所得の増加に伴う個人の市民税による税収増や、財政の中期計画である「神戸市行財政改革2020」に基づいた経費削減などが寄与。6年連続で財源対策を実施せずに実質収支の黒字を確保した。 前年度の歳入は7113億3800万円、歳出は7023億9800万円だった。歳入と歳出の差額である89億4000...

4〜6月期決算、石光商事は最終赤字1900万円 増田粉は増益を確保

 石光商事が9日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1900万円の赤字(前年同期は1700万円の黒字)になった。競争激化によって冷凍農産品や濃縮果汁などが苦戦して減収になったうえ、物流体制の再構築に向けた一過性のコストに加え、夏商戦に備えた在庫の積み増しによる物流コストの増加などが響いた。売上高は1%減の93億円、営業損益は200万円の赤字(前年同期は1400万円の黒字)だった。18年3月期の連結業績予...

兵機海運の4〜6月期、純利益2.5倍 ロシア航路が好調

 兵機海運が9日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.5倍の7100万円だった。鋼材を中心とした国内の輸送が順調だったのに加え、ロシア航路も順調だった。港運事業の採算改善なども寄与して営業増益になったのが寄与した。税金費用の増加などを吸収した。 売上高は11%増の33億円、営業利益は16倍の9300万円になった。分野別の売上高は内航事業が10%増の15億円、外航事業が39%増の4億1000万円、港運事...

バンドーの4〜6月期、純利益37%増 営業減益も円安が追い風

 バンドー化学が9日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が37%増の13億円だった。外国為替市場で円相場が下落したことで前年同期は4億円近く計上した為替差益がなくなった。石油化学製品など原材料の価格上昇で原価率が悪化し、営業減益になったのを補った。 売上高は2%増の222億円、営業利益は6%減の13億円だった。事業分野別の売上高は、自動車部品が1%減の99億円、産業資材事業が2%増の79億円、高機能エ...

トーホー、2〜7月期の売上高1.6%減 大口取引減少の影響継続

 トーホーが9日発表した月次動向によると、2017年2〜7月期の売上高は前年同月比1.6%減だった。主力の業務用食品卸売事業の売上高は前年比0.6%減少。前期からの大口取引減少による影響が残った。一方、合併・買収(M&A)によって新たに連結対象になったグループ会社が下支えになった。 業務用スーパーの「A-プライス」など業務用食品の現金卸売り事業は0.1%減とわずかながら減少。7月の九州北部豪雨や1月にパワーラ...

ロック・フィールド、7月既存店売上高1.7%増 5カ月連続で前年比増

 ロック・フィールドが9日に発表した7月の月次動向では、既存店売上高が前年同月比1.7%増と、5カ月連続で前年同月を上回った。業態別でみると主力のサラダ店舗「RF1」は4カ月連続で前年同月比増と、堅調に推移した。和洋中の惣菜を組み合わせて販売する「グリーン・グルメ」も2.9%増と好調だった。半面、前年同月に7.7%増をと高い伸びだった「融合」は0.4%減と、昨年2月以来5カ月ぶりに前年同月を下回った。 7月の...

神戸空港利用推進協議会、総会と講演会を17日に開催 神商ホール

 神戸空港利用推進協議会(事務局・神戸商工会議所地域政策部)は8日、総会と講演会を17日午後に神戸商工会議所「神商ホール」で開催すると発表した。総会には協議会メンバーなど関係者が出席。久元喜造神戸市長と家次恒神商会頭(シスメックス会長兼社長)が同協議会の代表幹事としてあいさつする。 総会では最近の神戸空港をめぐる動きについて協議会の担当者から報告する。続いて開催する講演会では、関西大学商学部の高橋望...

神戸市の未収金残高、19億円減の213億円 前年度末

 神戸市は8日、2017年3月末時点の未収金残高が213億9300万円になったと発表した。16年3月末に比べ19億400万円減少した。矢田達郎前市長が同氏を本部長として08年7月に債権管理対策推進本部を設置。その直前の年度末である08年3月末(約451億円)に比べると、未収金残高は約6割減少した。 同推進本部の本部長は久元喜造市長が引き継ぎ、未収金の回収を引き続き強化。国民健康保険などの保険料は財産の差し押さえ、市営住宅...

三ツ星ベルトの4〜6月期、純利益27%増 海外で自動車用など好調

 三ツ星ベルトが8日に発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比27%増の16億円だった。国内では一般産業用タイミングベルトが好調だったうえ、海外では自動車向けや農業機械の補修用に販売が伸びた。前年同期は6億円近くの為替差益が発生したが、今年は円安で1億円の為替差益が発生したのも寄与した。 売上高は前年同期比4%増の174億円、営業利益は4%減の21億円だった。事業分野別の営業利益は、国内ベ...

住友ゴム、今期純利益1%減の見通しに上方修正 上期のタイヤ販売が想定上回る

 住友ゴムは8日、2017年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比1%減の410億円になりそうだと発表した。従来予想の330億円から上方修正し、減益幅が縮小する。世界景気の回復などを背景に1〜6月期のタイヤ販売が想定を上回り、さらに好調な販売が当面続く見通しだ。 売上高に相当する売上収益は、14%増の8600億円、営業利益は14%減の630億円を見込む。従来予想は8500億円、500億円だった。タイヤ販売が好調で売上高は...

神戸市、オリックス陣営と基本協定書 神戸空港の運営権売却

 神戸市は7日、神戸空港の運営権売却で優先交渉権者に選んだオリックス、仏バンシ・エアポート、関西エアポート(大阪府泉佐野市)と基本協定書を結んだと発表した。協定書には、(1)神戸空港を運営するために設立する特定目的会社(SPC)の設立手続き(2)運営権の設定と実施契約の手続き、という2点を含む。 神戸市は7月25日にオリックスなど3社で構成する企業連合を優先交渉権者に選んだと発表していた。2018年4月から、...

神戸市長選の広報啓発業務、読売連合広告社に決定 神戸市選管

 神戸市選挙管理委員会は7日、10月22日に投開票を予定する神戸市長選の広報啓発業務を読売連合広告社(大阪市北区)に委託することを決めたと発表した。神戸市長選や同時に実施する神戸市議会の補欠選挙について、投票を呼びかけるポスターやテレビCMなどを担当する。 5月24日から6月14日の期間で公募し、5社が応募。7月26日に各社から提案内容に説明を受けたうえで、8月2日に選考審査会を開いて決定した。...

ドーン、NTTドコモ「イマドコサーチ」に事件情報 8日から東京で試験運用

 地理情報システムの構築などを手がけるドーンは7日、携帯電話やスマートフォン(スマホ)などを使って子供らの現在位置を確認できるサービス「イマドコサーチ」向けに、事件情報の配信を始めると発表した。警視庁から公開する、島しょ部を除く東京都内の事件情報を取得し、同サービスで使えるようにする。8日から試験運用を始める。 利用者が子供の居場所を検索した際に、同時に子供の居場所付近で発生した事件なども確認でき...

川重、バングラディシュ初の都市高速鉄道で車両を受注 三菱商と共同で400億円

 川崎重工業は7日、三菱商事と共同でバングラディシュ初の都市高速鉄道である「6号線」の車両(イメージ図=川重の発表資料より)144両と車両基地の設備を受注したと発表した。発注元は同国のダッカ都市交通会社で、受注額は400億円。川重はプロジェクト全般の管理に加え、車両や主な車両基地設備の設計・製造から運転士らのトレーニング、営業開始後の保守業務支援などをになう。  川重が今回提供する車両は、ステンレス製車...

阪神内燃機の4〜6月期、税引き益48%増 部分品販売の増加で操業度改善

   阪神内燃機工業が7日発表した2017年4〜6月期の単独業績は、税引き利益が前年同期比48%増の2億4800万円になった。船舶用エンジンの部分品販売が増加したことで、工場の操業度が改善。資材価格の上昇や人件費の増加などを吸収した。 売上高は6%増の30億円、営業利益は44%増の3億5300万円だった。主機関の販売減を部分品の販売増で補ったという。6月末時点の受注高は国内から注文を受け付けたことなどで、前年同...

カルナバイオの1〜6月期、連結最終赤字3億円 前年同期に導出一時金で減収

 カルナバイオサイエンスが7日に発表した2017年1〜6月期の連結決算は、最終損益が3億1600万円の赤字(前年同期は3300万円の赤字)だった。前年同期に医薬品候補物質の導出一時金を計上した反動で減収になったのが響いた。投資有価証券の売却益がなくなったことなども逆風。 売上高は前年同期比26%減の3億2600万円、営業損益は2億9100万円の赤字(前年同期は1億9500万円の赤字)になった。売上高が減少するなかで、売上原...

ダンロップスポーツの1〜6月期、純利益3.8倍 海外好調で期末配当積み増し

 ダンロップスポーツが7日に発表した2017年1〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比3.8倍の12億円だった。国内ではゴルフクラブの販売が苦戦したが、北米と欧州でゴルフクラブとボールが伸びたことなどが寄与した。25円を予定していた期末配当金は5円積み増して30円とし、年間配当金は前期並みの40円にする。 売上高に相当する売上収益は1%減の361億円、営業利益は4%増の24億円だった。原材料費は上昇...

今週の予定(7〜13日)住友ゴムが1〜6月期決算発表、山の日など

▽8月7日(月)・井戸兵庫知事が定例記者会見(15:00)・夏休み親子見学会(日銀神戸支店、8日まで)・1〜6月期決算=カルナバイオ、ダンロップス・4〜6月期決算=阪神内燃機▽8月8日(火)・都心の土地利用のあり方に関する有識者会議(三宮研修センター、10:00)・第157回神戸市環境影響評価審査会(環境局研修会感、10:00)・1〜6月期決算=住友ゴム・4〜6月期決算=三星ベ▽8月9日(水)・神戸市都市景観審議会...

来年のクロスメディアイベント「078」は3日間 4月27〜29日に開催

 「映画」「音楽」「ファッション」「IT(情報技術)」など複数のメディアが媒体を超えて情報発信するクロスメディアイベント「078(ゼロ・ナナ・ハチ)」について、2018年は4月27〜29日の3日間に開催する。主催者である078実行委員会が発表した。17年は5月6、7日の2日間だったが、大型連休前の最後の平日を取り込んで会期を1日延長する。 078は神戸市が共催し、17年に初めて開催。会場は神戸市中央区の東遊園...

「Go!Go!灘五郷!」の阪神電車でゴー 10月1日「日本酒の日」から運転

 酒造メーカー26社とみりん醸造元1社で構成する灘五郷酒造組合(神戸市東灘区)と神戸市、西宮市、阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道は、室町時代から灘五郷が引き継いできた日本酒文化を車体に描いた「『Go!Go!灘五郷!』トレイン」(イメージ図=発表資料より)を日本酒の日である10月1日から運転すると発表した。阪神沿線に広がる酒蔵への観光誘致や、日本酒ファンの拡大などをねらう。  酒造組合、2市と...

ケンコーマヨの4〜6月期、純利益15%減 販売増もジャガイモ価格が上昇

 ケンコーマヨネーズが4日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が同期比15%減の6億7400万円だった。コンビニエンスストアや外食向けに主力の調味料やサラダ・総菜などが好調だったが、昨年の天候不順を受けたジャガイモ不足などで野菜価格の上昇が逆風になった。 売上高は3%増の181億円、営業利益は15%減の9億6600万円。コンビニ向けはポテトサラダやタマネギなど基盤商品を使った商品が伸びた。サンドイッチや...

ヒラキの4〜6月期、純利益26%増 減収も通販の原価率改善

 靴製品ディスカウントのヒラキが4日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比26%増の3億100万円になった。通販、店舗販売とも減収だったが、通販の原価率が改善。販管費の伸びも抑えて営業増益を確保した。 売上高は1%減の49億円、営業利益は20%増の4億5200万円だった。通販では春物や初夏物の出足が鈍く売上高は微減の26億円。店舗でのディスカウント販売も競争激化で雑貨中心に伸び悩み、売上高は2...

ノザワの4〜6月期、純利益12%増 主力セメント製品の販売増

 ノザワが4日発表した2017年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比12%増の4億8200万円だった。主力のセメント製品で販売が増加した増収効果が寄与したうえ、受取配当金の増加や為替差損の縮小なども追い風になった。固定資産除却損の増加を補った。 売上高は2%増の51億円、営業利益は9%増の7億1400万円になった。主力製品である押出成形セメント板「アスロック」の販売は前年同期比3%増の34億円だった。住宅用軽...

山陽電の今期一転、最終増益を確保へ上方修正 運輸業4〜6月期に増収増益

 山陽電気鉄道が4日、2018年3月期の連結純利益は前期比1%増の21億円になりそうだと発表した。従来予想である6%減の19億円から上方修正し、一転の最終増益を確保する見通しになった。4〜6月期の業績が想定を上回ったことから、その分を従来予想に上乗せしたという。 売上高に相当する営業収益は1%増の476億円、営業利益は6%減の32億円を見込む。従来予想は474億円、30億円だった。台湾の鉄道と相互送客するキャンペー...

六甲バタの1〜6月期、税引き益26%増 ベビーチーズ伸び原価率改善

 六甲バターが4日発表した2017年1〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比26%増の18億円だった。定番商品であるベビーチーズ4個入りシリーズを中心に販売が伸び、原価率が改善したことなどが寄与した。前年同期に比べ為替差損が約1億円減少したのも追い風になった。 売上高は2%増の234億円、営業利益は19%増の26億円だった。部門別の売上高はチーズが2%増の222億円、ナッツが5%減の3億9800万円、チョコレート...

シャルレの今期、純利益一転の71%減に下方修正 配送費用が大幅増

 シャルレは4日、2018年3月期の連結純利益が前期比71%減の8000万円になる見通しだと発表した。従来は1%増の2億8000万円を見込んでいたが下方修正し、一転して大幅な減益になる。物流の委託先から配送費用の値上げを要請され、受け入れざるを得ないと判断した。 営業利益は48%減の3億4000万円になる見通し。従来予想は1%減の6億5000万円だった。差額の3億1000万円が配送費の値上げによって、追加で必要になる費用にな...

シスメックスの4〜6月期、純利益13%減 増収も国内で販管費など増加

 シスメックスが4日発表した2017年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比13%減の82億円だった。国内外で検査機器や検査試薬の販売が伸びて増収だったが、売上原価や販管費が増加して収益を圧迫した。川崎市に新たな研究拠点を開設した費用も計上した。 売上高は4%増の617億円、営業利益は10%減の124億円だった。海外売上高は全体の85%を占めた。一方で地域別の営業利益は日本が6%減の94億円、米州...

アシックス、ロンドン中心街に世界最大店舗 リージェント・ストリート 

 アシックスはロンドン中心街のリージェント・ストリートに直営店としては世界最大の店舗「アシックス・リージェント・ストリート・フラッグシップ」(写真=アシックスの発表資料より)を2日にオープンしたと発表した。宝石店など高級品を扱う店舗も並ぶ商業地域で、3フロアで店舗面積が約840平方メートル(約254坪)の店舗を構えた。「アシックス」「アシックスタイガー」「オニツカタイガー」「ホグロフス」と主要4ブランド...

アシックスの1〜6月期、純利益1%減 日米欧で減収、出店費用も増加

 アシックスが4日発表した2017年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比1%減の116億円だった。日本でウエアが低調だったほか、米欧ではランニングシューズが苦戦。欧州ではユーロ安で採算が悪化したこともあり、主要市場での減収が響いた。オセアニア、アジアでの伸びで補えなかった。 売上高は3%減の2037億円、営業利益は17%減の160億円になった。国内外で直営店を増やしたことで出店費用がかさんだほか、宣伝広告費...

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