「Go!Go!灘五郷!」の阪神電車でゴー 10月1日「日本酒の日」から運転
- 2017/08/06
- 22:20
酒造メーカー26社とみりん醸造元1社で構成する灘五郷酒造組合(神戸市東灘区)と神戸市、西宮市、阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道は、室町時代から灘五郷が引き継いできた日本酒文化を車体に描いた「『Go!Go!灘五郷!』トレイン」(イメージ図=発表資料より)を日本酒の日である10月1日から運転すると発表した。阪神沿線に広がる酒蔵への観光誘致や、日本酒ファンの拡大などをねらう。
酒造組合、2市と阪神電鉄の4者が展開することで合意した「『灘の酒蔵』活性化プロジェクト」の第1弾。世界的な日本酒ブームによって日本酒への関心が高まっているのを好機とみて、灘五郷のアピールに攻勢をかける。酒蔵で構成する5つの集落「郷(ごう)」のうち西宮市は「今津郷」「西宮郷」、神戸市は「魚崎郷」「御影郷」「西郷」を抱える。阪神間の浜手を走る阪神電鉄にとっては沿線の活性化にもつなげたい考えだ。
10月1日には阪神の甲子園駅(西宮市)で出発式を開催する予定だ。当日は甲子園駅から神戸三宮駅までの乗車会も実施。電車は6両編成で、主に阪神本線や阪神なんば線などを運転する。相互直通運転で山陽電鉄の姫路駅や近鉄の奈良駅まで運転するケースもあるようだ。車内には灘の酒や酒蔵に関するポスターや、関連イベントの案内を掲示する。
このほか9月30日〜10月1日には東遊園地(神戸市中央区)で「灘の酒と食フェスティバル」を初開催。10月7〜8日には西宮神社(西宮市)をメーン会場に「西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」など関連イベントを相次いで開催する。本格的な秋の観光シーズンに、酒蔵への観光客を増やし、さらに灘の酒への注目度を高める目論見だ。
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