神戸市と中国・天津市、両市長が親書を交換 友好都市提携50年で

【神戸経済ニュース】神戸市は、日中の国交が正常化した翌年の1973年6月24日に中国の天津市との間で友好都市提携を結んで50年を迎えたことから、神戸市の久元喜造市長と天津市の張工市長が親書を交換したと発表した。長く友好都市提携が続き、50年の節目を迎えたのを互いに祝う内容だったという。

 神戸市と天津市は1973年、日中間で初めて友好都市提携を結んだ。中国にとっては初めての海外の都市との都市間交流でもあった。最近では久元市長が18年11月に天津市を訪問し、天津市の当時の張国清市長が19年11月に神戸市を訪れたが、その後は新型コロナウイルスの影響などで交流行事が途絶えていた。

 現時点では両市長らが参加する記念式典などの予定は決まっていないという。国際情勢などもあり、式典などの記念行事が開催できるかも含めて神戸市は今後、慎重に検討する方針としている。公式の記念事業としては、神戸市のホームページで、天津市を紹介するネット上の写真展を24年3月31日まで実施する。

 このほか神戸市立王子動物園(神戸市灘区)では、「天津・神戸、友好都市50周年特別展」を動物科学資料館で8月15日まで開催。ジャイアントパンダ「カンカン」のはく製や、神戸と中国の動物交流などを紹介する。このほか11月1〜7日には天津市内の百貨店「天津仁恒(レンハン)伊勢丹」で、神戸の産品を紹介する「天津・神戸フェア」を開催する。

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