24年の世界パラ陸上神戸、アシックスなど6社が第1弾スポンサーに

20230701ユニバー

【神戸経済ニュース】神戸市須磨区のユニバー記念競技場(写真)で2024年5月に開催する「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」の組織委員会(事務局・神戸市文化スポーツ局)は6月30日、第1弾の大会スポンサーとしてアシックス(7936)など6社が決まったと発表した。神戸市内に本社を置く「地元企業」が中心だ。神戸市役所で開催した同日開催した組織委員会の第11回総会でも、事務局が出席者に報告した。

 スポンサーに決まったのは企業名の露出などが最も多いプラチナランクのスポンサーとしてアシックス。次に露出が多いゴールドランクに川崎重工業(7012)、神戸製鋼所(5406)、G-7ホールディングス(7508)と神戸市に本社を置く3社と、旧神戸銀行が前身銀行の1つである三井住友フィナンシャルグループ(8316)傘下の三井住友銀行に決まった。シルバーランクに、りそなホールディングス(8308)傘下のみなと銀行が就いた。

 組織委は、プラチナランクのスポンサーを3社まで、ゴールドランクを5社までと決めており、それぞれ残りが2枠と1枠になった。両ランクは企業による大会のPR活動が実施できるほか、1業種あたり1社までとして競合会社がスポンサーに入らないよう制度設計した。シルバーランクに社数や業種の制限は設定していない。

 この日の組織委総会では、新日程が決まり開催準備を再開した22年度の事業報告や、総額1億3200万円になった同年度の収支決算などを承認した。

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