神栄株が一段安の展開 繊維が不振で今期一転、大幅減益見通しに下方修正

20180823神戸株アイコン

 31日の東京株式市場では神栄(3004)が反落した。終値は前日比36円(3.14%)安の1111円だった。前場から軟調に推移していたが、後場中ごろに一段安の展開で、一時は1101円まで下落した。14時に、2019年3月期の連結業績予想を下方修正。純利益は前期比68%減の5000万円になる見通しと、従来予想である2.2倍の3億5000万円から一転して大幅減益予想になったのを嫌気した売りが出た。

 婦人服の小売りで苦戦したほか、空気清浄機向けのホコリセンサーの出荷が伸びなかったことなどが主因。18年4〜9月期の最終損益は1億4700万円の赤字(前年同期は1億2500万円の黒字)だった。もっとも同社株は10月に入って業績悪化を織り込む形で下落しており、29日に年初来安値の1066円を付けていた。下方修正の発表後も年初来安値を下回る水準までは売られておらず、悪材料出尽くしと受け止められたようなら、戻りを試すきっかけになった可能性もある。

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