さくらKCSの4〜9月期、最終赤字400万円 減収も要因稼働率が改善

20181031さくらKCS決算グラフ

 さくらケーシーエスが31日に発表した2018年4〜9月期の連結決算は、最終損益が400万円の赤字(前年同期は1億2900万円の赤字)だった。減収ながらプロジェクトの収支改善や、要員稼働率が堅調に推移したことなどで全体として採算が改善した。総じて10月23日に上方修正した4〜9月期予想並みだった。

 売上高は前年同期比1%減の95億円、営業損益は2900万円の赤字(前年同期は2億700万円の赤字)になった。投資や経費を抑制したり、支出を先送りしたことなどで、販管費が減少したのも寄与した。事業部門(セグメント)別の売上高は、金融関連部門が前年同期比5%減の30億1700万円、公共関連部門は8%減の22億7800万円、産業関連部門が6%増の42億9400万円だった。

 19年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比62%増の3億4000万円を見込む。

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