日本製麻の4〜6月期、純利益88%減 前年同期にパスタ急増の反動で

20210813日製麻決算

 麻袋大手の日本製麻(3306)が12日に発表した2021年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比88%減の800万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で最初の緊急事態宣言が発令された前年同期に「巣ごもり消費」でパスタの需要が急増。今回はその反動減が表れた。レトルト食品は堅調だったが、業務用食品の低迷も響いた。
 
 売上高は20%減の7億9800万円、営業利益は83%減の1000万円になった。自動車用フロアマットは新型コロナの影響で営業活動が十分にできなかったインドネシアで販売が落ち込み売上高が減少したが、国内の自動車生産が回復したのを追い風に黒字を確保した。麻袋など産業資材事業は増収。収益認識に関する新基準の影響で、売上高は合計2800万円押し下げられた。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比48%増の1億4100万円を見込む。

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