兵機海運の4〜6月期、純利益4.0倍 鋼材の輸送量が回復

20210813兵機海運決算

 鋼材輸送など在来貨物が主力の兵機海運(9362)が12日に発表した2021年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.0倍の8600万円だった。建設資材である鋼材の国内輸送が回復したのが寄与した。燃料価格の上昇や、用船料の引き上げといったコスト増を吸収した。ロシアでのタイヤ需要回復で、外航事業も増益を確保。海上運賃の相場が上昇したのも追い風になった。

 売上高は10%増の35億円、営業利益は7.1倍の1億900万円になった。事業分野別の売上高は内航事業が14.0%増の15億3700万円、外航事業は3.8%減の2億7200万円、港運事業は11.9%増の13億8000万円、倉庫事業は0.7%増の3億5700万円だった。港運事業は北米向けの工業関連品でスポット(随時契約)案件の受注が増えた。倉庫事業は前期に摩耶倉庫を売却したことで収益性が向上した。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比57%増の1億4000万円の見通しだ。すでに6月までに61%進捗した計算だが「台風シーズンの影響や今後の海運市況を見極める必要がある」(兵機海運)として、修正を見送った。今期の配当計画も引き続き未定とした。

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