GセブンHDの4〜9月期、純利益20%増 「ミニピアゴ」連結対象に

20201030GセブンHD

 G-7ホールディングスが31日に発表した2020年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比20%増の25億円だった。東京都と神奈川県で展開する小型スーパー「miniピアゴ(ミニピアゴ)」を展開する99イチバが4月1日から連結対象になり、収益に寄与した。特別損失として計上した減損損失が前年同期に比べて減少したほか、営業外費用の貸倒引当金繰入額も計上しなかった。

 売上高は24%増の798億円、営業利益は12%増の34億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「巣ごもり消費」の影響で、フランチャイズ(FC)店を運営する「業務スーパー」が好調だったもよう。来店客に加えて従業員の安全も確保するため、全店舗で新型コロナウイルスの感染予防対策を取り入れた。

 21年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比14%増の40億円になる見通し。

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