4〜9月期決算発表、経済活動の再開を織り込むか焦点 日程一覧

20201022決算発表予定

 株式市場では3月期決算会社の2020年4〜9月期決算発表が本格化する。米大統領選の決着には時間がかかるとの見方が多いうえ、新型コロナウイルスも冬場にかけて感染が再拡大するとの警戒感もある。例年にも増して不透明要因は多いが、最近の国内外での経済活動を再開する流れをどのように織り込むかが焦点になりそうだ。すでに3〜8月期決算を発表した小売りなどでは上方修正が相次いだだけに、引き続き製造業などでも期待が高まりやすくなる。

 神戸市内に本社を置く上場会社で先陣を切って4〜9月期決算を発表するのはビオフェルミン製薬だ。22日午後4時に発表を予定する。同社の決算期末は3月30日だが、3月20日締めで通常は先頭になるアジュバンコスメジャパンの発表よりも1日早い。親会社である大正製薬ホールディングスの取締役会の日程上の都合で、決算発表の日程も早まったという。4〜6月期に顧客要望による前倒し出荷があり、その反動減を7〜9月にどれほど補ったか関心を集めそう。

 自動車生産の回復を受けて、鉄鋼需要も持ち直しつつあることから11月5日に発表する神戸製鋼所の決算も関心を集めそうだ。同社は数量ベースの伸びだけでなく、棒鋼、薄板、厚板と相次いで値上げを発表。マージン改善を通期予想に反映するかも注目だ。半面、10月29日に発表する予定の川崎重工業は警戒感が強まっている。航空機エンジン・部品の主要な販売先である米ボーイングでは、新型コロナを受けた航空需要の減少で減産。航空機事業の業績への影響などに視線が集まりそうだ。

 このほか21年3月期の業績予想を発表していない日本製麻、阪神内燃機工業、シスメックス、神戸電鉄、山陽電気鉄道会社の5社が20年4〜9月期決算発表を機に、通期予想を示すかについても関心を集めそうだ。神戸市内の上場会社が発表する数が最も多い日は11月4日と12日の2回。ただ両日とも5社の発表で、全体的に発表日が分散したのが今回の特徴のようだ。

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