神戸電鉄、大阪・関西万博のラッピング列車 1年前から閉幕まで

20240405ラッピング列車

【神戸経済ニュース】神戸電鉄(9046)は2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕1年前である13日から、博覧会のデザインを車体に採り入れたラッピング列車を運転すると発表した。公式キャラクター「ミャクミャク」はヘッドマークにも登場し、博覧会開催の機運を高める。25年10月13日の閉幕まで、神戸電鉄の有馬線、三田線、粟生線、神戸高速線(新開地〜湊川)での運転を予定する。

 ラッピングは4両編成の列車1編成で、先頭車両と最後尾車両に実施する。デザインは博覧会協会が定めた共通デザインのルール「大阪・関西万博デザインシステム」から採用。新開地方面になる6002号車(写真上=神戸電鉄提供)は4種類あるテーマのうちメーンのデザインで、ミャクミャクのカラーと合わせたデザイン「Inochi(命)」。粟生方面または有馬・三田方面になる6001号車(写真下=同)は、神戸電鉄沿線のイメージと合うデザイン「Noyama(野山)」を使用した。

 ミャクミャクは6002号車に取り付けるヘッドマークにも登場する。神戸電鉄は博覧会協会と広報・プロモーション協賛契約を結び、ラッピング列車を運転した。契約額などについては明らかにしていない。

 神戸市に乗り入れる鉄道では神戸電鉄と同様に阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の阪急電鉄、阪神電気鉄道が昨年11月30日から、大阪・関西万博のラッピング列車を運転している。JR西日本(9021)は、すでに大阪環状線などで実施しているほか、13日ごろから新幹線でもラッピング列車の運転を予定する。

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