神戸製鋼、溶接材料を度値上げ 6月から10%程度・ステンレス鋼やアルミ用除く

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は5日、金属を溶接するのに使う溶接材料を値上げすると発表した。ステンレス鋼用、アルミ用を除く溶接材料の全品種について、6月1日納入分から価格を10%程度引き上げる。神戸製鋼は2021年春から溶接材料の値上げを順次進めている。昨年はアルミ用、裏当て材を除く溶接材料の全品種を9月に値上げしていた。

 溶接材料の主原料である線材や薄板など鉄鋼製品の価格や、エネルギーコストが高止まり。配合溶剤として添加する合金や副資材なども安定調達には調達価格の上昇を受け入れざるを得ない状況という。さらに労務費の上昇を背景とした加工賃、諸資材コスト、輸送や設備保全に関するコストも上昇している。このため製品の安定供給には、上昇したコストの価格転嫁が不可欠と判断した。

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