松本関経連会長、17年ぶり利上げ「適切なタイミングと評価」「物価2%見通せる」
- 2024/03/19
- 21:28
【神戸経済ニュース】関経連の松本正義会長(住友電気工業会長、写真=資料)は19日、日銀が17年ぶりに利上げするなど大規模な金融緩和を見直したことについて「わが国経済がデフレ脱却への歩みを着実に進めていることを示すものであり、適切なタイミングでなされたものと評価したい」とコメントを発表した。
松本会長は「春季労使交渉の集中回答日においては、昨年を上回る高水準の回答が相次いだ」と指摘。「日銀がかねてより強調している、2%の物価安定目標が見通せる状況であると理解している」との見方を示した。
一方で「金融政策の変更により、為替相場や金利に急激な変動が生じるのは望ましくないため、日銀・政府には今後ともこうした観点への目配りをお願いしたい」と注文をつけた。そのうえで経済界の立場からは「賃金の引き上げに加え、中長期観点に立ったイノベーション、成長力の強化等を通じ、力強い経済成長に貢献してまいりたい」と、改めて経済成長に向けた意欲を述べた。
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