ワールド、生成AI活用のデザインコンテストで初の展示会 16・17日

20181003ワールド北青山ビル

【神戸経済ニュース】アパレル大手ワールド(3612)の関連会社であるOpenFashionは16、17日にAI(人工知能)による画像生成技術を活用したファッションデザインのコンテスト「TOKYO AI Fashion Week(東京AIファッションウィーク)」の展示会を開催する。これまでもコンテストは開催してきたが、応募件数が1900件と膨らんだのは初めて。展示会も初めて開催する。ワールド北青山ビル(東京都港区、写真=資料)1階で、20〜30点のデザイン原画を画面に表示して展示する。

 画像生成機能を持つAIは、さまざまな条件をデザイナーが設定することで、ネット上の画像などを通じて学習した情報をもとに画像を作成する。従って「どのような条件を与えるか」に、デザイナーの腕やセンスが表れる。作品は31日までは TOKYO AI Fashion Week の専用サイト にも公開し、投票を受け付ける。最終的には審査員が優秀作品を選ぶが、一般投票の結果は審査の参考にする。もっとも生成AIによって作成したデザインは、著作権の保持者が必ずしも明確でないことから、製品化の予定はないという。

 展示会は両日とも午前11時〜午後6時。入場料・観覧料は無料で、事前の予約も不要だ。

 16日午後には、生成AIがファッション業界に与える影響についてのセミナーも開催する。OpenFashionの上田徹CEO(最高経営責任者)が講演。日本ファッション・ウィーク推進機構の古茂田博事務局長、STEKKEYの砂押貴久代表らによる座談会、生成AIを使った作品制作の実演も予定している。時間は午後2時〜午後4時を予定、会場は展示会と同じワールド北青山ビル1階だ。オンラインでの視聴も可能。会場参加・オンラインとも参加費は無料だが、専用フォームで事前の予約が必要としている。

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