西村経産相「中小企業も商店街もAI使える環境を作りたい」  神戸で講演

20231124西村経済相

【神戸経済ニュース】西村康稔経産相(1枚目の写真)は23日、神戸市内で対話型を含む人工知能(AI)について講演し、「大企業だけが独占して『投資できるから使える』ということではなく、タクシーの運転手も、中小企業の現場で働く人も、商店街のみなさんもAIを使える環境をぜひ経産省として作っていきたい」と述べ、幅広い業種にAIを活用するメリットを行き渡らせて、人手不足の解消や社会全体の生産性向上をめざす方針を強調した。

 さらに西村経産相は「神戸ならでは、兵庫ならでは、日本ならではの、そうしたもの(AI)を開発していければ」と述べ、地域の多様性に対応した、さまざまなアプリ(応用ソフト)を開発することが、地域活性化にもつながるとの認識を示した。さらに「製造業、マイクロソフトがパートナーに選んだ川重のロボットのデータや動画、神戸医療産業都市でのライフサイエンスなどのデータ、輸出入に関するデータ、こうしたものが神戸の強みになる」と指摘した。

 AI技術に関する競争力を巡っては、マラソンに例えて「まだ日本は先頭集団に食らいついている」との見方を語った。「日本独自のロボティクス」「(対話型AIなどの)言語モデルではない、(数値、画像、テキスト、音声など複数の種類のデータを関連づけて処理する)マルチモーダルやスーパーモーダル、あるいは圧倒的にデータ量が多い日本語のものなどでぜひ勝っていきたい」といい、国産AIの普及に対しても期待感を示した。

20231124パネル討論

 西村氏の講演は、クロスメディアイベント「078KOBE」の一環で開催したシンポジウム「AI技術の進化と地域社会の変革~未来の兵庫・神戸の発展のカギ~」での基調講演。続いてのパネル討論(2枚目の写真)では、神戸大の藤沢正人学長が神戸大のIT(情報技術)人材を育成する構想について、甲南大の灘本明代教授がAIで漫才台本を作る取り組みについて、それぞれ紹介した。メタバースを展開するmonoAI technology(5240)の本城嘉太郎社長もパネリストとして参加した。

▽「メタバース会場配信」はこちらから
 https://2023.078kobe.jp/events/2023-11-24/xrcloud/
▽全イベントは「078KOBE」ホームページに掲載
 https://2023.078kobe.jp/
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(神戸経済ニュースは「078KOBE」のメディアパートナーです)

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