新港第2突堤のアリーナ名称「GLION ARENA KOBE」に ジーライオンが命名権

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【神戸経済ニュース】2025年4月に新港第2突堤で開業を予定する1万人規模の新アリーナについて、運営会社One Bright KOBE(ワンブライト神戸、神戸市中央区)は8日、名称が「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」に決まったと発表した。輸入車販売などを手掛けるジーライオン(神戸市中央区)グループが命名権を取得した。命名権の価格は明らかにしなかった。ジーライオンは同アリーナの上位スポンサー「オフィシャルトップパートナー」にも就く。

 親会社のスマートバリュー(9417)の社長も兼務するワンブライト神戸の渋谷順社長(写真右から2人目)と、ジーライオンの菊地秀武社長(同3人目)が神戸市内で記者会見して発表した。菊地社長は「グループを育てていただいた神戸市や、いままでお世話になったみなさまへの感謝の気持ちからグループ40周年の節目としてアリーナのトップパートナーに手を挙げた」と話した。「神戸の発展に大きく貢献するチャンスととらえ、アリーナを起点に全国に発信していきたい」と新アリーナへの期待を語った。

 記者会見には同アリーナを本拠地として予定するプロバスケットボールBリーグ2部の神戸ストークスの中西良太選手(写真左)と道原紀晃選手(同右)も出席した。

 ワンブライト神戸と国土交通省、神戸市は同日、同アリーナ周辺の緑地が「港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)」として全国で初の認定になったと発表した。同制度は、民間事業者が港湾緑地内に収益施設を整備し、その収益を緑地の維持管理などに還元することを条件に、公共の資産を長期間貸し付けられるようにした制度。22年12月に施行された。

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