AREHDの4〜12月期、純利益30%減 パラジウム・ロジウムの価格が下落

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【神戸経済ニュース】貴金属リサイクルのAREホールディングス(旧アサヒホールディングス、5857)が1月31日に発表した2023年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比30%減の70億円だった。国際商品相場の下落を受けて、利益率が大きく、利益を左右しやすいパラジウム、ロジウムの販売価格が下落したのが響いた。前期にフジ医療器の株式売却損など33億円を計上した営業外の「その他費用」はなくなったが、補えなかった。

 売上高に相当する売り上げ収益は14%増の2351億円、営業利益は42%減の100億円だった。国内で金の販売数量が伸びたほか、北米で金の精錬事業が拡大したことで増収。事業分野(セグメント)別の売上高は「貴金属事業」が16%増の2228億円、「環境保全事業」が8%減の123億円だった。

 環境保全事業では、産業廃棄物の取扱量や処理施設の稼働率は安定して推移したが、新型コロナウイルスの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じになって以来、医療系廃棄物の処理単価が下落した。1月に新焼却炉の建設が始まった横浜事業所(横浜市鶴見区)では、同焼却炉建設のために木くずや汚泥処理の既存事業から撤退。これも23年4〜12月期には減収要因になったという。

 24年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は21%増の132億円を見込む。

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