蒲島熊本知事、八代港・熊本港の活用を神戸で呼びかけ 「まず2番目の港として」

20240130蒲島熊本知事

【神戸経済ニュース】熊本県の蒲島郁夫知事(写真)は29日、同県が神戸市内のホテルで開催した「熊本県ポートセミナーin神戸」で講演し、「九州各県どこでもアクセスしやすい熊本県の港を活用することで、陸送距離の削減、引いてはコスト削減、CO2(二酸化炭素)排出量削減にもつながる」などと述べし、同県が管理する八代港と熊本港の利用を呼びかけた。両港を利用したことがない荷主に対しては、災害時などに備えて日頃から複数の輸送ルートを確保するうえで「まず九州のセカンドポート(2番目の港)としてご検討いただければ」と述べた。

 熊本県菊陽町では半導体世界大手である台湾積体電路製造(TSMC、新竹市)の新工場が、2024年末に稼働を控える。蒲島知事は、半導体産業の集積が進むことで「熊本が日本の経済安全保障の一翼をになう」と強調。道路などのインフラ整備も国が主導して進めることで、八代港、熊本港から九州各地へのアクセスが一段と向上することへの期待も語った。さらに八代市の中村博生市長が八代港について、熊本市の中垣内隆久副市長が熊本港について、それぞれ施設や仕様などの概要を説明した。

 このほか三井化学(4183)物流部の藤井康弘・国際物流グループリーダーと、ジャパンマテリアル(6055)の田中宏典常務(熊本事業所長)が、八代港と熊本港を利用した事業展開などについて説明した。

 八代港は韓国・釜山港に加え、台湾の基隆・台中・高雄への国際コンテナ航路がある熊本県の中心的な貿易港だ。このほか神戸港で積み替えて長距離航路を利用することを前提とした内航コンテナ航路(国際フィーダー航路)がある。熊本港は釜山港とを結ぶ国際コンテナ航路に加え、2023年4月から神戸港との間で国際フィーダー航路の運航が始まった。熊本港と神戸港の間で国際フィーダー輸送が始まったのを機に、今回の「熊本県ポートセミナー」を神戸で開催することが決まったという。

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