盛山文科相「まず子供の安全安心」「無理ない形で学校再開」 能登半島地震

20240118盛山正仁氏

【神戸経済ニュース】盛山正仁文科相(写真)は17日、能登半島地震で被災した学校について「まず子供の安全・安心の確保が第1」と強調。「それを踏まえたうえで、無理のない形で学校での授業を再開してほしい」と改めて述べた。加えて「体育館だけでなく避難所になっている学校も多いので、(学校の再会は)自治体や現地で避難している人との協力が欠かせない」との認識を示した。神戸市内で記者の質問に答えた。

 そのうえで盛山文科相は「学校によっては倒壊してるところもあると聞いている。そうしたところの修繕、たとえばプレハブによる仮校舎をどうするかなど、これから検討しないといけないことは多い」と指摘。「われわれのできる範囲で地元の県市町と、相談をしながらやっていきたい」と話した。「いまはオンラインもある」とも述べ、授業の形式にはこだわらない方針も示した。

 一方で被災経験のある自治体からの支援については「学校の先生だけではなく、県や市の職員も、被災の経験者が現地に入るかどうかで状況は大きく違ってくる」との認識を示し、経験を持つ自治体の支援に期待した。盛山氏は、17日に久元喜造・神戸市長と会談した際も、同市を含む兵庫県が震災・学校支援チーム(EARTH=アース)の派遣に動いたことについて謝辞を述べていた。

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