「1.17のつどい」に5万人が参加 4年ぶりの来場者数・東遊園地

20240117ともに夕景

【神戸経済ニュース】阪神淡路大震災から29年が過ぎた17日に、神戸市中央区の東遊園地で開催した追悼行事「1.17のつどい」の参加者数は約5万人だった。神戸市が発表した。昨年を約2000人上回り、新型コロナウイルスの感染拡大前である2020年1月17日(約5万4000人)以来の来場者数になった。

 同じ水曜日に開催した1.17のつどいとしては、07年の4万6000人、18年の3万7000人を上回り、01年の5万3000人以来の参加人数になった。昨年まで新型コロウイルスの影響から参加を控えたが、今年は東遊園地を訪れて追悼の行事に参加した人も多かったとみられる。
 
 東遊園地での1.17のつどいは午前5時から午後9時まで開催した。午前5時46分には黙とうに加えて遺族の言葉や献花を実施する式典を実施。午後5時46分にも黙とうして、阪神淡路大震災での犠牲者をしのんだ。加えて今回は、1日に能登半島地震が発生した午後4時10分にも黙とうして、同地震での犠牲者を追悼した。

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