アシックス、滋賀大とデータサイエンスで連携協定 人材育成や共同研究など

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【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手のアシックス(7936)と国立大学法人の滋賀大学(滋賀県彦根市)は、データサイエンス分野での共同研究や人材育成などを目的とした連携協定を結んだ。滋賀大は2017年に日本初の「データサイエンス学部」を設立した、同分野の全国的な教育研究拠点。デジタル人材の育成に加え、アシックスが持つスポーツに関するデータ分析といった共同研究に取り組む。2023年12月26日付で発表した。

 滋賀大は「データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター」を構え、データサイエンスに関する先端的な教育活動を展開するのと同時に、企業や自治体、他大学などと連携して、さまざまな分野のデータ解析で成果を上げている。一方でアシックスは昨年11月に発表した中期経営改革で「デジタルドリブンカンパニー」を掲げ、社内でもサービスでもデジタルに関する取り組みを一段と強化する方針だ。

 アシックスと滋賀大の両者が持つ知見やノウハウを出し合うことで、データサイエンスを使った学術指導に加え、ビッグデータの活用や社会実装を促す。ビッグデータ解析などデータサイエンスの利用は、従来なら直感的には理解しにくかった物事の要因や背景を、あぶり出すことができる。アシックスと滋賀大は共同研究を通じて、ビジネスも含めた幅広い分野の課題解決や、イノベーションを推進したい考えだ。

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