川重、米脱線事故の最終報告書「契約履行上の過失なし」 同社株は上昇

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は5日、米ワシントンの地下鉄を運行するワシントン首都圏交通局(WMATA)で2021年10月12日に発生した、川重の米現地法人が製造した7000系車両の脱線事故の最終報告書で、川重グループに契約履行上の過失などはないとの認定を受けたと発表した。事故の最終報告書は、米国家運輸安全委員会(NTSB)が米東部時間4日午前11時(日本時間5日午前1時)に記者会見して発表した。

 報告書によると脱線事故は、走行するうち左右の間隔が仕様よりも広がった車輪があり、この車輪が分岐器を通過する際にレールから外れたことで発生したと指摘。WMATAが今回の脱線事故が発生する前から起きていた、車輪間隔が徐々に広がる経過を分析していれば、より適切に対応できたと結論づけた。

 川重によると7000系車両についてWMATAから、川重グループの責任で車輪・車軸を交換するよう求められていた。だが契約上の過失はないと位置付けられたことで、WMATAに対して川重グループに費用負担の責任がないことを伝えたという。

 現時点で2024年3月期の業績への影響はないとしている。

 5日の東京株式市場で川重株は続伸。値上がり率は3.37%と大幅高で、同業の三菱重(3.23%の上昇)をやや上回った。

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