9月の兵庫県有効求人倍率、低下1.04倍 情勢判断「持ち直しの動き」は維持

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【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が28日に発表した9月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の1.04倍だった。製造業などで求人の伸びが一服し、有効求人数が減少したのが影響した。有効求職者数も減少したが、有効求人数の減少率が大きかった。

 兵庫労働局は足元の雇用情勢について判断を据え置き、「求人が求職を上回るなど、持ち直しの動きがみられる」との見方を4カ月連続で示した。一方で「新型コロナウイルス感染症等が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」と指摘は維持した。

 有効求人数は前月比2.1%減の8万6306件と2か月ぶりに減少した。有効求職者数は1.1%減の8万2965件と5カ月連続で減少した。雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は1.79倍と、前月比で0.07ポイント低下した。

 原数値でみると新規求人数は前年同月比2.3%増の3万42人と、12カ月連続で前年同月を上回った。業種別では増加したのが「医療・福祉」が8.1%増、「卸売業・小売業」が14.1%増、「生活関連サービス業・娯楽業」が39.4%増などだった。半面、減少したのは「建設業」(6.4%減)など。「宿泊業・飲食サービス業」は32.5%減と減少が目立ったが、昨年10月に県外移転した全国チェーンの影響を考慮すれば前年比プラスだった。

 厚生労働省が発表した同月分の全国の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.34倍だった。9カ月連続の上昇だった。

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