8月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり上昇 基調判断「改善」を据え置き

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【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した8月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比4.7ポイント上昇の93.5だった。2カ月ぶりに上昇した。企業の生産活動が活性化するなか、個人消費も底堅かった。兵庫県は、同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き「改善を示している」との見方を3カ月連続で示した。

 一致指数の上昇は、大口電力消費量や着工建築物床面積の増加、鉱工業生産指数の上昇が寄与した。百貨店・スーパー販売額は減少したが、小幅にとどまった。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比1.4ポイント上昇の96.1と、2カ月ぶりに上昇した。鉱工業製品在庫率指数の低下に加え、企業倒産件数の減少、着工新設住宅戸数の増加が寄与。新規求人数の減少、生産材生産指数の低下、日経商品指数(42種)の下落を補った。

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