広田アシックス社長「まだまだランニングに需要続く」 コロナ後も大会再開で

【神戸経済ニュース】アシックスの広田康人社長COOは10日の2021年12月期決算についてのテレビ会議システムを通じた記者会見で、今後の同社製品への需要について「まだまだランニングに対する需要は続いていくだろうと考えている」との見方を示した。背景には「コロナ禍(新型コロナウイルスの感染拡大)において健康志向が高まり、比較的簡単にできるスポーツ、また1人でできるスポーツとして歩いたり、走ったりというのが注目されている」と指摘した。「日本でも身近に走る人が増えたと、みなさん実感できるのではないか」と述べた。

 さらに「この流れはまだ続くと考えているし、コロナ(の感染)が落ち着いたあかつきには、リアルのマラソン大会が開催されていくだろう。実際の大会が開催されると、より一層ランナーの関心は高まると思うし、新しいシューズを履いてみたい、新しい機能のシューズを試してみたいといったニーズも増えると考えている」と述べ、コロナ禍をきっかけとした競技人口の増加が、同社の収益機会の拡大につながったとの見方を語った。「インドなど人口の多い国で走る人が増えており、新たな需要として取り込んでいきたい」という。

 東京五輪・パラリンピックについては20年の開催が1年延びたうえに、無観客開催で会場での応援グッズは想定通りの販売ができなかった。それでも5期ぶりに売上高が4000億円を上回る販売好調。思うように販売できなかった応援グッズだけを取り出せば赤字になったようだが、数あるスポーツシューズの中で東京五輪・パラリンピックが同社製品を購入するきっかけになったとすれば、取り組んだ意義は大きかったといえそうだ。

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