住友ゴム、EV専用タイヤ4月に中国で発売 高い低燃費性能・欧州でも来年
- 2022/02/10
- 06:29
【神戸経済ニュース】住友ゴム工業(5110)は9日、電気自動車(EV)専用の市販用タイヤ「ダンロップ e.SPORT MAXX(イースポーツマックス)」(写真=住友ゴム提供)を中国で4月に発売すると発表した。同社としては過去最高レベルの低燃費性能を持つタイヤを投入。1回の充電で走れる航続距離の延伸に寄与する。加速度的なEV化で、世界でも有数のEV市場になった中国でEV用タイヤを先行投入し、中国でダンロップ・ブランドの存在感を高める。
1回の充電で走れる航続距離を伸ばすには、タイヤの転がり抵抗を抑えてエネルギー消費を抑える必要がある。これには同社のノウハウの蓄積を活かし、ゴムの配合を工夫することでたどりついた。さらにタイヤ自体も軽量化して省資源化し、環境負荷の低減に寄与する。
加えて、EVはエンジン音がしないため、路面やタイヤからのノイズを感じやすいとされる。このため特殊吸音スポンジを搭載し、静かにか走れるようにした。デザイン性を高めて高級感を高める独自技術「ナノブラック」も採用し、洗練されたデザイン。
同様にEVの普及が進んでいる欧州でも2023年に市販用EV向けタイヤの発売も予定する。欧州では「ファルケン」ブランドでの発売になる見通しで、製品の準備を進めている。その後も順次、EV専用タイヤを販売する地域を拡大したい考えだ。
1回の充電で走れる航続距離を伸ばすには、タイヤの転がり抵抗を抑えてエネルギー消費を抑える必要がある。これには同社のノウハウの蓄積を活かし、ゴムの配合を工夫することでたどりついた。さらにタイヤ自体も軽量化して省資源化し、環境負荷の低減に寄与する。
加えて、EVはエンジン音がしないため、路面やタイヤからのノイズを感じやすいとされる。このため特殊吸音スポンジを搭載し、静かにか走れるようにした。デザイン性を高めて高級感を高める独自技術「ナノブラック」も採用し、洗練されたデザイン。
同様にEVの普及が進んでいる欧州でも2023年に市販用EV向けタイヤの発売も予定する。欧州では「ファルケン」ブランドでの発売になる見通しで、製品の準備を進めている。その後も順次、EV専用タイヤを販売する地域を拡大したい考えだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 広田アシックス社長「まだまだランニングに需要続く」 コロナ後も大会再開で (2022/02/13)
- 西神中央「エキソアレ」4月1日全館オープン 今月25日にニトリ先行開業 (2022/02/11)
- 住友ゴム、EV専用タイヤ4月に中国で発売 高い低燃費性能・欧州でも来年 (2022/02/10)
- 「神戸餃子オレギョ」の冷凍自販機が神戸市内に初登場 3月にJR神戸駅 (2022/02/09)
- 神戸製鋼の勝川取締役、米国が鉄鋼の対日関税免除「いい方向」 「アルミも撤廃を」 (2022/02/08)
広告