トーホー、4月の売上高は5.9%減 岐阜県に初のA-プライス出店

 トーホーが12日発表した4月の売上高は、前年同月比5.9%減だった。主力の業務用食品卸売事業の売上高は前年比4.0%減った。前期に大口取引先との契約が終了した影響が一部に残ったほか、営業日数が前年同月に比べて1日少なかったことなどが響いた。 業務用スーパーの「A-プライス」など業務用食品の現金卸売り事業はは1.8%増と2カ月連続で前年同月を上回った。既存店では2.7%増だった。4月13日には岐阜県で初の店舗であ...

石原ケミカル、中間期末にも株主優待 QUOカードを配布

 石原ケミカルは12日、従来の3月期末に加えて今後は9月中間期末の株主も対象に、株主優待を実施すると発表した。東京証券取引所での最小取引単位(1単元)である100株以上を保有する株主が対象。100株以上500株未満を保有する株主にはQUOカード1000円分、1000株未満は同2000円分、1000株以上は同3000円分を配布する予定だ。2017年9月30日時点の株主から実施する。...

日和産業、社長に中沢副社長が昇格 中橋社長は会長に

 日和産業は12日、定時株主総会を開催する6月29日付で中沢敬史副社長(62)が社長に昇格する人事を発表した。中橋正敏社長(71)は代表権のある会長に就く。経営体制の一層の充実させるのがねらい。中橋氏は会長就任後も引き続き経営全般について統括するという。 中沢敬史(なかざわ・たかふみ) 1977年4月に日和産業入社。2002年6月に執行役員、03年6月取締役。11年6月常務、16年6月から現職。...

TASAKI、MBOによるTOB成立 上場廃止へ

 TASAKIは12日、MBO(経営陣が参加する買収)に伴って実施したTOBが成立したと発表した。アジア系の投資ファンドであるMBKパートナーズなどが出資した投資目的会社がスターダストが1株2205円で買い付け株式を募集したところ、1194万667株の応募があった。スターダストは応募株数が953万7500株を下回った場合はTOBを実施しないとしていたが、これを上回る株数の応募が期限の11日までにあった。 スターダストは...

カルナバイオの1〜3月期は最終赤字1.18億円、六甲バター順調 12日の決算発表(3)

 カルナバイオサイエンスが12日に発表した2017年1〜3月期の連結決算は、最終損益が1億1800万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)だった。前年同期に計上した約1億1000万円の有価証券売却益がなくなった反動が出た。売上高は前年同期比13%減の1億9600万円と減少したが、販管費の圧縮で営業損益は1億1300万円の赤字(前年同期は1億1400万円の赤字)とわずかながら赤字幅が縮小した。2017年12月期の連結業績予想は据え置い...

山陽電は減損処理が減額、兵機海運はロシア好調で今期増益へ 12日の決算発表(2)

 山陽電気鉄道が12日に発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ14%増の21億円と、3期ぶりに最終増益を確保した。16年3月期に7億円超計上した減損損失が減ったのが寄与した。ただ姫路城の大修理が終わったことによる観光客の増加が一巡したほか、不動産では分譲規模を縮小。売上高は1%増の479億円、営業利益は7%減の34億円だった。18年3月期の連結純利益は6%減の19億円になる見通し。 兵機海運の2017...

バンドーの前期、円高逆風で2期ぶり営業減益 12日の決算発表(1)

 バンドー化学が12日発表した2017年3月期の連結決算は、営業利益が前の期に比べ1%減の58億円だった。自動車部品は国内でベルト非装着車種の増加などが逆風、海外は好調で現地通貨ベースでは増収だったが円高が響いた。産業資材は販売した製品構成の改善などで減収増益だった。全体の売上高も5%減の883億円と2期連続の減収だったが、税金費用の減少で純利益は13%増の49億円と最終増益は確保した。18年3月期は純利益が前期...

みなと銀の前期、純利益3%減 貸出金利が低下、不動産向け貸出残高は増加

 みなと銀行が12日に発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ3%減の71億円だった。日銀のマイナス金利政策などを背景に市場金利が低下した流れを受けて、貸出金の利息収入が減少したのが響いた。貸倒引当金繰入額は減少したが、補えなかった。期末配当金は従来予定通り50円とした。 みなと銀の単独では金利収入が元になる資金利益が331億円と、前の期に比べて5%減少した。手数料収入を示す役務取引等利益も...

神戸市、神戸開港150年の「紋章」を作成 北前船などデザイン

 神戸市は12日、神戸開港150年を記念した「紋章」を発表した。家系や都市、伝統的な職能集団(ギルド)などを示す欧州の紋章風デザインで、盾(たて)型の小紋章と装飾を加えた大紋章を作った。小紋章は緑地に白い神戸市章を上部中央に配置し、左右のいかりと北前船で神戸港の伝統を表現。大紋章は六甲山に自生するアジサイや海、神戸タータンの旗などで小紋章を取り囲み、神戸の自然や文化を表現した。 「150」の文字が基調...

神戸市30年債、利率0.950%・100円 発行額120億円

 神戸市は12日、機関投資家向けに発行する30年物の公募地方債の発行条件を決めた。表面利率は0.950%で、発行価格は100円(応募者利回り0.950%)になった。発行額は120億円だった。 昨年7月に発行した前回30年債(発行額150億円)の応募者利回りは0.283%だった。市場金利の上昇を受けて、今回債の利回りが押し上げられたもよう。 今回債は2017年度としては初の超長期債。神戸市は今年度に発行を予定する公募地方債1150億円(...

上組の前期、純利益2%増 海運再編でコンテナ取扱量が増加

 上組が12日に発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ2%増の163億円だった。物流施設の増設による穀物や資料原料の取り扱い増加のほか、自動車関連やコンテナ取り扱いが増加。法人税率の引き下げに伴う税金費用の減少も寄与した。 売上高に相当する営業収益は2%増の2462億円、営業利益も2%増の225億円だった。国内は海運会社の事業再編を受けてコンテナの取扱量が増加、営業利益が5%増の207億円になっ...

兵庫県10年債、利率0.187%・100円 発行額100億円

 兵庫県は11日、10年物の公募地方債「兵庫県平成29年第1回公募公債」の発行条件をイールドダッチ方式の入札で決めた。表面利率は0.187%、発行価格は100円(応募者利回り0.187%)に決まった。発行額は100億円。機関投資家向けに販売する。 午前11時20分に入札を締め切った後、入札参加者には午前11時36分に落札結果を通知。所要時間は16分間。引き受け金融機関は落札額が最多で幹事を務める三井住友銀行のほか、三菱UFJモル...

神戸空港、4月の旅客数22万9421人 同月では過去最高

 神戸市が11日に発表した2017年4月の神戸空港利用状況によると、旅客数は前年同月比16%増の22万9421人だった。08年4月の21万8861人を上回り、4月としては2006年2月の開港以来、過去最高を記録した。 神戸空港の主力であるスカイマーク便で搭乗率が向上したことが大きい。便数の多い羽田便で搭乗率が上昇したほか、人気の長崎便では増便で供給する座席数が増えても高い搭乗率を維持した。相対的に搭乗率が低かった新千歳便の...

セブン&アイ、H2Oに「そごう西神店」売却せず 2店舗を譲渡で合意

 セブン&アイ・ホールディングスと傘下のそごう・西武、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)の3社は、そごう・西武が10月1日付でそごう神戸店(神戸市中央区)と西武高槻店(大阪府高槻市)の2店舗をH2Oに譲渡することで合意したと発表した。昨年10月6日にセブン&アイとH2Oが資本業務提携を発表した際に含まれた、そごう西神店の売却は見送った。 そごう西神店は当面、そごう・西武が引き続き運営するとみられ...

神戸電鉄、6期連続の最終黒字へ 11日の決算発表

 神戸電鉄が11日発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期比4%増の12億円だった。鉄道など運輸業の減益を、不動産と流通の伸びで下支えした。支払利息の減少などもあって最終増益を確保した。売上高は微増の231億円、営業利益は2%減の22億円だった。18年3月期の連結純利益は前期比12%減の11億円を見込む。現役だが6期連続の最終黒字を確保する見通しだ。 増田製粉所が同日発表した17年3月期の連結決算は純利益...

神明、東証2部ショクブンの筆頭株主に 26日付

 コメ卸最大手の神明は10日、東証2部上場で食材宅配サービスを手がけるショクブンの株式を16%を取得し、筆頭株主になると発表した。神明は26日付で筆頭株主である川瀬公氏からショクブン株の190万株を取得する。食材の共同購入などで協力する。 6月29日に開くショクブンの株主総会では、神明が指名する取締役3人を選任する見通し。ショクブンの2018年3月期業績への影響は「現在精査中」としている。...

神戸製鋼、米ノベリスと韓国で合弁 自動車向けアルミ素材を強化

 神戸製鋼所は10日、アルミ素材で世界2位の米ノベリス(ジョージア州アトランタ)と提携して自動車向けアルミ素材を強化すると発表した。ノベリスが韓国で保有する工場を分社化して、株式50%を3億1500万ドル(約350億円)で神戸製鋼が取得。ノベリスと神戸製鋼の合弁事業にする契約を10日に結んだ。工場ではアルミ板圧延品を生産し、日本と中国の工場でアルミパネル材に加工して自動車メーカーに販売する。 世界的な環境規制...

アサヒホールディングスの前期、最終赤字12億円

 アサヒホールディングスが10日発表した2017年3月期の連結決算は、最終損益が12億円の赤字(前の期は28億円の黒字)だった。北米での金・銀精錬事業の手数料が低迷したことなどで、主力の貴金属事業の収益が悪化した。営業利益は前の期比66%減の20億円と黒字を確保したが、税金費用を差し引くと赤字になった。売上収益は10%減の1068億円だった。18年3月期の連結最終損益は76億円の黒字を見込む。...

石光商事の前期、純利益48%減 年金制度の移行が影響

 石光商事が10日発表した2017年3月期の連結純利益は前の期に比べ48%減の1億9700万円だった。確定拠出年金への移行に伴う特別損失2億3400万円を計上したのが響いた。コーヒーは価格競争には積極的に加わらず採算を重視したといい、営業利益は87%増の5億700万円と大幅増。一方で売上高は前期比4%減の380億円と減少した。 2018年3月期の連結純利益は前期比2.3倍の4億5000万円を見込む。...

住友ゴムの1〜3月期、純利益5%増 原材料高でタイヤ事業は減益

 住友ゴム工業が10日発表した1〜3月期の連結決算(国際会計基準)は、前年同期比5%増の85億円だった。原材料高や価格下落で主力のタイヤ事業は減益だったが、税金費用が減少したことで最終増益は確保した。 売上高に相当する売上収益は8%増の1920億円、営業利益は12%減の118億円だった。営業利益は販売数量の増加と販売する製品構成の改善によって63億円が押し上げられた。一方、原材料高で69億円、価格下落で20億円が押...

シスメックスの前期、純利益3%増 円高が逆風で減収

 シスメックスが10日発表した2017年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期に比べ3%増の406億円だった。円相場の上昇を受けて絵画収益が目減りし減収だったが、日独租税協定の改正に伴い繰延税金負債を取り崩し、税金費用の減少が寄与して最終増益を確保した。期末配当金は従来予定に2円積み増し30円とし、年間では58円配になった。 売上高は1%減の2498億円、営業利益は15%減の517億円だった。地域別では試薬...

「新製品は神戸港を使って輸出入を」 神戸市、新たな貨物の運送費を補助

  新製品は神戸港を使って輸出入を--。神戸市は9日、新製品など新たに発生した貨物を輸出入する際、神戸港を経由するようにすれば運送費など費用の一部を補助する制度を今年度から創設したと発表した。対象の貨物には1事業あたり150万円を上限に、費用の半額を補助。韓国・釜山港や国内他港などに流れる貨物を神戸港に集め、長距離航路(基幹航路)への積み替え港として神戸港の積極的な利用をうながす。 9日から対象貨物...

今年の神戸ルミナリエ、12月8〜17日に開催 前回の赤字200万円

 兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会は9日、同日開いた組織委員会と実行委員会の合同会議で「第23回神戸ルミナリエ」の日程を12月8〜17日の10日間に決めたと発表した。開催する場所は例年通り、神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地とした。同時に昨年末に開催した前回の神戸ルミナリエは単年度で約200万円の赤字になったようだと発表した。 昨年の神戸ルミナリエでは、収入がおよそ4億...

日銀神戸支店、景気の基調判断「緩やかな回復基調」を継続

 日銀神戸支店が9日に発表した金融経済概況では、2月から続く「緩やかな回復基調を続けている」とする兵庫県景気の基調判断を据え置いた。個人消費は総じて見ると底堅く、設備投資は増加。住宅投資は持ち直しつつあるという。輸出入も前年を上回って推移していることから、景気全体の回復が続いているとの見方を改めて示した。 金融面も引き続き緩和的。神戸支店の管内金融機関による貸出残高が前年比1.2%増加した一方、貸出...

アーバンライフの前期、純利益25%減 増収も販管費が増加

 アーバンライフが9日発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期比25%減の3億3200万円だった。売上高は伸びたが、賃貸物件の仕入れか価格が上昇したことで売上原価が上昇。さらに人件費の増加などで販管費が膨らみ、利益を圧迫した。配当金は引き続き無敗を継続した。 売上高は17%増の33億円、営業利益は18%減の4億7000万円だった。不動産賃貸事業は、東神戸センタービル(神戸市東灘区)のテナントで利用状況の変...

ダンロップスポーツの1〜3月期、最終黒字6億円 国内減収も海外伸びる

 ダンロップスポーツが9日に発表した2017年1〜3月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が6億1600万円の黒字(前年同期は2億7200万円の赤字)だった。前年同期は円高を受けて為替差損を計上したが、今回は為替差益が発生した。海外ではゴルフ用品が伸び、収益も好調だった。国内でのコスト削減も寄与したという。 売上収益は前年同期に比べ微増の168億円、営業利益は83%増の10億2300万円だった。製品別では主力のゴル...

アシックスの1〜3月期、純利益は微増93億円 ウエア低調も為替差益を計上

 アシックスが9日発表した2017年1〜3月期の連結決算は、純利益が前年同期比微増の93億円だった。円相場の下落で前年同期に計上した22億6000万円の為替差損がなくなり、9億円強の為替差益を計上したのが寄与した。減収を補って小幅ながら最終増益を確保した。 売上高は4%減の1130億円、営業利益は14%減の132億円だった。主力のランニングシューズは好調だったが、スポーツウエアが低調だったのが響いた。海外ではオセアニ...

井戸兵庫知事、航空産業支援「隣地開発などを弾力的に協力」

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は8日の定例記者会見で、成長が見込まれる航空産業について「隣地開発などにはできるだけ弾力的に協力できるようにしていきたい」との方針を改めて示した。兵庫県には「大きくないが既に航空機産業のサプライチェーン(供給網)があり、新規参入を促しながら、これを大きくしていくのが産業育成のベースだと考えている」と説明した。兵庫県が工業技術センター(神戸市須...

フジッコ、前期末の配当金18円 1円積み増し

 フジッコは8日、2017年3月期末の配当金を18円にすると発表した。従来は17円を予定していたが、特別配当1円を積み増す。すでに配当した16年9月期末の配当金17円と合わせて、年間配当金は前の期に比べ1円増配の35円になった。 18年3月期の決算と配当計画などは15日に発表する予定だ。...

増田粉、前期純利益48%増に上方修正 減収も歩留まり改善

 増田製粉所は8日、2017年3月期の連結純利益が前の期に比べ48%増の3億3100万円になったようだと発表した。従来予想の2億5000万円から上方修正し、増益幅が大幅に拡大する。4期ぶりの減収になったが、生産歩留まりの改善など生産性向上やコスト削減に取り組んだのが奏功した。営業利益も23%増の4億6300万円になったもようで、従来予想の4億円から上振れた。 一方、売上高は8%減の80億円を見込む。従来予想の87億円から...

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